富士山麓のランとの出会い・・その2

ちょうど盛期の愛らしく美しいヒナチドリとの出会いの後、午後からは、もう一つ会いたかったお花、ヤクシマヒメアリドオシランの棲息地を案内していただきました

こちらは思いもよらなかった場所・・蚊との戦いが待っていました~・・って一方的に人間の負け?・・ではありますが・・
長ズボンにすれば良かった~!・・深く後悔です~

暗い杉林を棲息地へと向かいます


まだ少し早かったのか、白い花弁が開いたお花が見当たりません
さらに少し進むと、一塊になって花茎を伸ばしているヤクシマヒメアリドオシランを見つけました
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あちこち点々と、小さな塊を作っていて、この一塊では、開花して白い花弁が見えるお花が何輪か付いていました
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目が慣れてくると、開花している株もちらほらと目に付き始めました
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杉の落ち葉が厚く積もった所に多く見られるようでした
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少し近づいてみると・・唇弁の形が面白いですね
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更にアップで~す・・2裂した唇弁の先が尖っていて、3角形っぽく見えますね
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アリドオシランと名前が付いているのですが、属が異なり、アリドオシランがアリドオシラン属なのに対し、ハクウンランと同じハクウンラン属ということです
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葉は互生、葉柄が見られますね
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この場所では、ハクウンランも咲いていました
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こちらもやっと開花したばかりで、新鮮なお花でした
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唇弁が四角く台形のようですね
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葉もヤクシマヒメアリドオシランよりやや大きめで、丸く、葉柄は無いか、あってもごく短いもののようですね
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このお花は、ヤクシマヒメアリドオシランだと思われますが、唇弁の先は尖らず台形に近いようです・・
ひょっとしたら、ヤクシマヒメアリドオシランとハクウンランの交雑かも?・・なんて思ってしまいましたが
ピンボケ写真なのでよくわかりませんね・・
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この杉林では、なんとベニシュスランが広い範囲に群生していました
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杉の落ち葉の中から、ニョキニョキと顔を出して、横向きにピュ~っと嘴を伸ばしているいるのが、なんとも可愛らしいですね
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こちらは蕾も多く見られたのですが、綺麗に開花したお花も多く、ちょうど盛期に出会えたようです
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嘴のような変わった形状で、草丈に対して、アンバランスに大きなお花・・カッパはこの面白いお花が大好き
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お花のアップで~す
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杉林の入口付近に群生していたシロバナイナモリソウ・・不思議にこの林では、ピンク色のイナモリソウには出会ったことがないそうです
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白いお星様も清楚で、なかなか素敵ですね
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車に戻る途中に見つけたオオバノトンボソウ
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今年は、まだ見ていなかったので、思いがけず嬉しい出会いでした
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ちょうど見頃の新鮮なお花ですね
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お花のアップです~・・唇弁は後方に反り返り、距がやや下向き、子房が捻じれているのがわかりますね
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葉は、下の1枚が大きくて、上にいくほど小さくなっていて、茎に翼(陵?)があります
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ちょっと早いかも・・といってご案内いただいたヤクシマヒメアリドオシランですが、なんとか開花しているお花を見ることができました

遅いと思っていたベニシュスランはちょうど盛期で満開の状態で、2種のラン揃い踏み?でとても嬉しい杉林でした

次回訪れる時は、蚊対策を忘れないように・・必ず長ズボンで訪れることにします~

お天気は今一つでしたが、ぜひ会いたかった、ヒナチドリとヤクシマヒメアリドオシランに出会えた、素晴らしい1日でした

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富士山麓のランとの出会い・・その1

7月最終の週末、富士山麓で、以前からぜひ出会いたかったランに、やっと出会うことができました

わたしたちだけでは出会うことが難しいランでしたが、今回はご案内いただいて、とても嬉しい出会いになりました

週末は高速道路の渋滞が必須なので、なるべく早め、5時前に我が家を出ます

お天気予報では☀マークはないものの☔マークもなく・・☁マーク・・雨にならなければ良いのだけど・・どんよりとした曇空です

富士山麓は深い霧でした


霧は晴れる気配もなく、森の中に分け入るころには、ぽつりぽつりと雨になってしまいました
暗い森の中を目的のお花が着生している場所へと案内していただくと・・
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そんなに大きくない1本のイタヤカエデの木・・暗い森の中で、そこだけなんとな~く明るく感じます
見上げると、3ヶ所で数株のピンク色のお花が目に入りました
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1株だけポツンと離れて咲いていたお花です・・少し下にお花を付けていない葉らしきものも見えますね
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ノキシノブの群生に混じって咲いているので、お花が付いてないとほとんど気がつきませんね
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少しズームしてみました~・・お花がはっきりとわかりますね
よく見るとツリシュスランが1株、横に付いていました
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一番たくさんおお花を付けていた株・・周りにも何株かお花を付けている株があるようですね
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次第にズームしてみると・・お花は4花、ちょうど盛期の生き生きしたお花です
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更にズームしすると、お花の形態もはっきりと見えます
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少し角度を変えて撮ってみました
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少し広めの葉が1枚です
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2000ミリ相当までズームしてみました・・唇弁は深く3裂し、紅色の斑点があり、背萼片と側萼片は兜状に集まって付いていて、側花弁は広卵型で左右に広がっているようです
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少し場所を変えて・・このイタヤカエデの木には、ツリシュスランが10株以上着生していました
割合に低めの樹の幹に着生したので、間近で見ることができます
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お花の時期にはまだ早かったようです
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この株は、もう花穂を持ち上げていて、一番早く開花しそうですね
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3本の花穂を横に並んで、付けていました
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お花の咲く頃に、ぜひ再訪したいものです
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この森では、思いがけずキバナノショウキランにも出会うことができました
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右の1花はもう子房が膨らんでいました
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寄生植物のキヨスミウツボも、この森で何ヶ所かで見ることができました
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すっかり開花している状態のようですね
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霧と小雨の生憎のお天気でしたが、ヒナチドリの盛期の美しいお花を見ることができました

ツリシュスランはお花はもう少し先・・お花の時期にぜひ訪れたいと思っています

もう一つ、ぜひ会いたいお花があり、午後からは別の場所に移動です・・

一番近場で見られるランでした

翌日23日の日曜日は、我が家から一番近場で見られるラン、フウランを撮りに香取神宮へ・・我が家から車で1時間ほどの距離です

久しぶりの休日の朝寝坊・・ブランチを楽しんで、お洗濯もお掃除も終わられて、ゆっくりお出かけしても全然OKで~す

この日は前日の猛暑とは打って変わり、小雨がぱらつく曇天・・涼しくて近場のお散歩日和でした


拝殿へと導いてくれる最初の門、手水舎手前の総門脇の広葉樹の大木にフウランが群生しています
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もう少し早めに訪れたかったのですが、他のラン探しに忙しくてちょっと遅くなってしまいました
まだお花が綺麗に咲いているかな~・・大木の大きな枝を見上げてみると・・
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何ヶ所かでもっこりもっこりと緑色の葉と白いお花の塊が目に入りました
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白いフウランのお花は、綺麗に咲いていてくれました
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さっそく新調したばかりの高倍率の望遠で撮ってみると・・終盤のお花も少し見えますが、ほとんどのお花はまだまだ新鮮そうです
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更にズームしてみました・・樹上10メートルほどの幹にびっしりと群生していました
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総門を潜って更に先へ・・桜門を潜って拝殿へと進みます
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桜門の脇に植えられた松にもフウランが着生していました
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しかも地上3メートルほどの幹に着生していたので、より近くで撮ることができました
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とても美しいランですね
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反り返った側萼片と側花弁と長い距が、優美ですね~・・3裂した唇弁も面白い
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目の高さに着生していた小さな1株です
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アップにしてみると、髄柱まではっきり見ることができました
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のんびりの近場散歩でしたが、3本の樹に着生しているたくさんのフウラン・・総門脇の大木の樹上10メートルほどの何ヶ所かで素晴らしい群生・・桜門脇の松の3メートルほどの高さの幹の群生・・もう1本の樹には目の高さに1株と・・それぞれに見え方の違ったお花を楽しむことができました

時々雨粒がぱらりぱらりと・・傘を差したり閉じたりと・・なんだか落ち着かない?お天気でしたが、気温も上がらず、涼しく快適な散策になりました

拝殿にお参りして、この日の成果を感謝して、帰路につきました

富士山麓のお花たち・・なんとか間に合いました!

3連休の最終日、今年はまだ訪れていなかった富士山麓のランのお花たちを訪れることに

甲府のホテルでは、朝食前に温泉をのんびり楽しみ、朝食のバイキングを美味しくいただいて・・それでも8時前にホテルを出発できました


カラマツ林の中をしばらく歩いて・・目的地に向かいます
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イタヤカエデの巨木に、お目当てのラン、フガクスズムシソウです・・樹上5メートルほどの木の幹に6~7株群生していました
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今年はもう会えないかな~・・と思っていたのですが、お泊りできたお陰で、会うことができました
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今回は、ピテカン君が新調した高倍率のカメラの試し撮りも兼ねていました
が・・本人曰く、気に入った写真が撮れなかったそうです・・
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最初に見た群生の2~3メートル上方にも、2株のお花を見つけました
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この2株のお花は、白から薄い黄色のようです・・白のフガクスズムシソウも清々しい印象でなかなか良いですね~
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少し離れた場所の倒木では、目の高さで2株見ることができました
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少し遅かったようですが、上の方のお花は、まだまだ綺麗に咲いていました
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この株は、小さいけれど、お花は新鮮ですね
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お花のアップです~・・
このお花も面白い顔を見せてくれますね~
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今年は他のお花探しに忙しく、訪れる時間が取れないと思っていたフガクスズムシソウ・・盛期は少し過ぎていたものの、なんとか綺麗なお花を見ることができました
大満足の散策を終えて、まだちょっと時間が早かったので、もう一カ所、寄り道をしてから帰路に就くことに

富士山を間近に仰ぐ草原で、お花散策です
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お目当てのお花は、ハナハタザオです
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このお花も少し遅かったようです・・
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もうほとんどお花が終わっていたのですが、それでも何株かは、まだ新鮮で可憐なお花を見せてくれました
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この株はまだ蕾も見られました・・もう少し楽しめそうですね
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お花のアップです~・・
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ほんのり紅色がかった薄紫のお花が可愛い・・アブラナ科とは思えないお花の色合いですね
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ハナハタザオの傍に咲いていたセイタカスズムシソウ・・小さ目の株が何株かイネ科の草に隠れるようにして咲いていました
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セイタカ・・という名前の割には、草丈は低め・・周りには何株も小さな株が芽をだしていました
何年か先が楽しみかな~・・
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この株が一番大きな株でした・・まだまだ蕾がたくさん・・これから花茎を伸ばして咲きそうですね
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ちょうど咲き始めたばかりの、フレッシュなお花でした
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お花をアップで・・正面から撮ると、唇弁の先に小さなとんがりがあるのがわかります
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横からもアップです~・・クモキリソウ属のお花は、どのお花もユニークな構造ですね
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当初の予定になかったおまけ?の1日でしたが、今年はあきらめていたフガクスズムシソウや、セイタカスズムシソウといったランと、草原に咲くハナハタザオに会うことができた3連休の最終日でした

3連休の最後まで遊んでしまったツケは・・高速道路の大渋滞
少し早めに出たつもりだったのですが・・もうすでに大渋滞は始まっていました~

気長に渋滞を乗り切って・・3時前に現地を出て、8時過ぎにはなんとか帰宅できました

木曽でキソエビネ探索!

涼しい高原散策を終えて、次に木曽方面へ移動です

以前から目星を付けていた場所なのですが、新たな情報を得てキソエビネ探索に訪れました

駐車場に車を停めて、針葉樹や広葉樹の混生している森に分け入ります


しばらく歩いて・・そろそろこの辺りかな~・・と・・辺りをキョロキョロ
ありました!・・少し上の斜面にシダの葉に隠れるように、ひっそりと咲いていました
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横から廻りこんで近づいてみると・・はっきりと姿を確認できました
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更に近づいて・・ちょっと遅かったようで、満開を少し過ぎた状態でしたが、まだまだ綺麗な姿形でした
右側の株は、8個もお花を付けた大株・・嬉しい出会いです
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↑の2株の少し上方にもう一株、この場所に3株です
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更に少し離れた場所にもう2株
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この2株もかなり大きな株でした
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しかも最初に見た3株より少し遅れて開花したようで、まだまだ新鮮なお花です
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6花のうち上の2花はまだこれから開花するようで、花被片の紫色が鮮やかで綺麗ですね~
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お花のアップです~・・淡いクリーム色の縁取りのある花被片が上品で優しい印象ですね
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ピテカン君が以前から目星を付けていた場所だっただけに、お花に会えた喜びはひとしおでした
ここでは、今までで一番多く5株も会あえました・・大満足でお山を下ります
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充実したお花探索を終えて車に戻り・・さて・・この日はお泊りのお宿を取っていなかったので、当初は帰宅の予定

翌日も休日なのに、もったいないね~・・ということで、急遽、時々利用している甲府のビジネスホテルにお泊りしたいね~・・ということに
掛け流しの温泉が利用できて、とってもリーズナブルな価格のビジネスホテルなので、土曜日はいつも満室
キャンセルも望み薄かな・・ダメ元で電話してみると、なんとトリプルのお部屋にキャンセルが出たとのことで、お泊りOKに

もう1日、お花探索できることになりました
プロフィール

ピテカン&カッパ

Author:ピテカン&カッパ
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