北海道花の山旅・・その3 硫黄山登山

ホテルのベッドでたっぷり睡眠を取って、翌朝はお宿を4時過ぎに出発
道道知床公園線を通って、カムイワッカ湯の滝を目指します・・湯の滝の登山者用の駐車場に車を停めて、ゲートを潜り、登山口まで600メートルほでは徒歩で
この区間は事前に届けが必要なので、入山届をFAXしておきました

ここ何年か、カムイワッカ湯の滝から先の林道が、通れなかったので、硫黄山に登るには、羅臼岳から縦走するしかなく・・とても日帰りは無理・・ヒグマの巣?でのテント泊は絶対嫌・・ということで・・硫黄山登山はあきらめていたのです
平成23年から、届け出をすれば、徒歩でのみ、登山口まで通れるようになったので、日帰りで硫黄山登山が可能に


車止めのゲートから、登山口に向かって、元気よく歩き始めま~す
早朝の風はひんやりと、とっても気持ち良い
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登山口からはしばらくは、涼しい樹林帯の中の木陰の登山道を辿って、高度を上げていきます
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やがて、開けた場所に出て・・行く手はるか彼方には、これから登る硫黄山の雄姿が・・う~ん、ずいぶん遠いな~
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足元には、高山の小灌木がぽつぽつと・・シラタマノキで~す
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エゾマルバシモツケ・・だと思うのですが・・
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昔の硫黄採掘地到着で~す・・ここまでの登山道では、蟻の巣を食べにヒグマ君がよく現れるそうですが・・この日はお留守のようでした
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採掘地跡からは、所々蒸気が噴き出す荒涼とした急斜面の登りになります
後ろにはど~んとオホーツク海が~・・お陽さまがじりじりと照りつけて、暑くて~
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急なガレ場を登り切ると、やがてハイマツ帯の中の登りになるのですが・・これがまた蒸し暑くて・・汗がとめどなく~
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このあたりでは、コヨウラクツツジの姿も
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あちこちにでたくさん見られたコケモモ・・果実はヒグマ君のご飯になるのでしょうね
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ハイマツ帯を抜けると、登山道は、左側の沢に向かって、下りながらのトラバース道に
正面に見える雪渓が、ルートなのです
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ウコンウツギがきれいに咲いて・・
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沢に下り立ってしばらく沢を辿ると、やがて雪渓の登りが始まります
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振り返ればオホーツク海・・そんな余裕はありませ~ん・・もくもくと雪を蹴って登って行きます
雪渓は歩きやすいので、ついついペースが早くなってしまいます~
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雪渓を登り切るとガレた枯れ沢になり・・そこには新鮮なほっかほかのヒグマ君のウンチが~・・ピテカン君いわく、雪渓上にもあったよ~
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この辺りからシレトコスミレの群落が始まりま~す
一緒に高山のお花達も咲いていました・・メアカンフスマです
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こちらはメアカンキンバイ
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シレトコスミレの群落を過ぎると、稜線に飛び出します
稜線上は強風が吹きすさび、しっかり立ってないと吹き飛ばされそう・・ピークは霧の中で全く見えませ~ん
あまりの強風と、冷たい霧雨にメゲて、ここで引き返すことも考えたのですが・・エゾコザクラの群落があると聞いていたので、もう少し頑張ることに
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登るに連れて、すこ~し風も弱まり、お花畑が迎えてくれました・・ピークまではあと500メートルほど
ミネズオウの群落で~す
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エゾノツガザクラも見事な群落を作っていました
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そして、なんと登山道上に、エゾコザクラの大きな株が次々に現れて・・こんなに間近にあえるなんて、感激
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咲き始めたばかりの新鮮な、美しいお花です・・風が強くてなかなかカメラに収まってくれませんが・・
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大きな岩の上に、イワウメがびっしり
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イワヒゲの群落と、その上はコメバツガザクラでしょうか・・まだ蕾でした
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硫黄山のピークはもうすぐ・・頂上直下の岩場をガシガシと昇っていくピテカン君
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やっと到着・・頂上で~す
三角点はあるのですが、標識はなく・・なんとな~く拍子抜け?・・こんなに頑張ったのにね・・
風が強く、霧で眺望も無く、早々に退散です
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稜線からガレ沢を下り始めると、やっと青空が・・
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だいぶ下ってきました・・振り返ると硫黄山の頂上辺りは、やっぱり雲の中でした
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やっと登山口に到着で~す
けっこう真面目に歩いたのですが・・写真を撮りながらだと、やっぱりけっこうな時間がかかってしまい
9時間以上の行動時間になってしまいました
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暑くなったり、寒くなったりと気温の変化も大きく、けっこう疲れました~
ヒグマ君の気配はそこここで・・歩いていると、プ~ンと甘いような生臭いような獣の臭いが・・
大急ぎで笛をピーピーと・・なんとかヒグマ君とばったり遭遇は避けられました

今回歩いたコースです
この日、このコースを歩いたのは、硫黄山往復がわたしたち以外には3人だけ、羅臼岳からの縦走が一組二人だけ
日曜日だったのですが、静かな知床の山歩きを楽しむことができました
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シレトコスミレとの出会いや、頂上直下のお花畑・・特にエゾコザクラはほんとうに美しく、やっぱり北海道はすばらしいお花天国~・・とつくづく

さてさて・・予定時間をかなりオーバー・・ここから、2日目の宿泊予定地、つるつる温泉までは180キロ弱
大急ぎで道道知床公園線を下ります~
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No title

景色がよくて羨ましいというか、こういう景色だったんだ~と私が言ったときのことを思い出しながら見させて頂きました。
エゾコザクラの群生地は硫黄山から知円別岳側にちょっと下った窪地だと思います。その付近にもシレトコスミレの群生地がありました。花は終わってましたが・・・ 

Re: No title

てばなるさん

下の方はず~っとお天気が良くて、オホーツク海を振り返りながらの登山でしたが、
暑くて・・汗だくで・・けっこう大変でした~

硫黄岳の頂上のすぐ下が、ちょっとしたお花畑になっていて、
その中を登山道が通っているので、
登山道沿いでエゾツガザクラ、エゾコザクラ、イワウメ、チングルマといった花々が
足元で見ることができました。
ただ、頂上近辺は、風と霧と小雨で、寒くて大変でしたが・・
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